CATEGORYねじ立て

ねじ立て技法

「ねじ立て」は越前に平安時代から伝わる技法と言われています。
おもに壺や甕などの大きな作品を作るときに用いられる技法で
ろくろを使わず、作業台の周囲を作り手がぐるぐる回り、
ひも状にした粘土を一段ずつ積み上げていきます。
そして積み上げた粘土を指でねじるように高さと厚みを整え、
「はがたな」と呼ばれる木のコテで手際よく薄くのばします。
一段積んではある程度乾かし、次の段に進むのにおよそ一日かかります。
作品の内側にリズミカルに残る手跡も見どころです。

表示順 : 
表示件数:1~3 / 3